マカオのサンズ・コタイ・セントラルは、「ロンドナー」への全面リブランド以降、館内のホテルも次々とリニューアルが進められています。
まず、最もリーズナブルだったホリデイ・インが営業を終了し、全室スイート仕様の「ザ・ロンドナー(The Londoner)」へと生まれ変わりました。続いて、2番目に手頃だったシェラトンも、「ロンドナー・グランド(Londoner Grand)」としてラグジュアリーコレクションの運営へ移行。そして、コンラッド・マカオも2025年末をもって営業を終了し、大規模な改装工事に入る予定です。現在、当時のまま営業を続けているのはセントレジスだけとなっています。
今回は閉館まであと数日というタイミングで、このコンラッド・マカオに宿泊してきました。ホテルは2012年の開業で、客室数は659室。開業から10年以上が経過したこともあり、デザインや設備にはやはり時代を感じる部分が少なくありませんでした。
客室は十分な広さがあり、香港のコンラッドとは対照的なゆとりがあります。一方で、営業終了間近ということもあってか、サービスはやや簡素な印象でした。コンラッド名物のテディベアを2体いただけたものの、ターンダウンサービスやウェルカムフルーツなどは用意されていませんでした。
とはいえ、ホテルの共用施設や朝食はロンドナーと共通となっており、全体的なクオリティは依然として高く、満足度の高い滞在となりました。
洗面スペースはダブルボウル仕様
窓の外にはロンドナーの時計塔が目の前に広がります。さらに、その先にはシティ・オブ・ドリームズ、そして向かいにはザ・ベネチアン・マカオまで見渡すことができます。
ロンドナーのショッピングモールは、豪華で華やかな雰囲気が魅力です。
ちょうど2025年にはNBAチャイナゲームが復活し、会場もマカオ・ベネチアン・アリーナに決定したことから、サンズ・グループ全体が大会を盛り上げており、館内の至る所でNBA仕様のテディベアを目にすることができました。
ロンドナーのロビーラウンジでは軽めのセットメニューもいただきましたが、味はなかなか満足できるものでした。特にフライドチキンバーガーは想像以上のボリュームで、隣に山盛りのフライドポテトまで添えられており、まさにカロリー爆弾という一皿でした。
また、スタジオ・シティには日本でもおなじみの「ドン・キホーテ」がオープンしています。ドン・キホーテは現在、日本だけでなくシンガポール、マレーシア、タイ、香港、マカオ、台湾などアジア各地へと出店を広げています。価格はさすがに日本国内ほど安くはありませんが、取り扱っている商品はほぼ日本と変わらず、品揃えも非常に充実しています。
さらに、併設されているドン・キホーテ直営の寿司店「鮮選寿司」にも行ってみました。このブランドは日本には存在しない店舗で、最初はごく普通のファストフード風の寿司店だろうと思っていたのですが、実際には予想以上のクオリティでした。
マカオで日本料理を食べようとすると、五つ星ホテル内の高級店でかなり高額になるか、市街地のローカル店で品質にばらつきがあるかのどちらかという印象なので、このように手頃な価格で安心して利用できるお店はとても貴重な存在だと思います。
店頭では巨大なドン・キホーテの公式キャラクター「ドンペン」が出迎えてくれます。店内はややコンパクトで、2人掛けのテーブルも少し小さめでしたが、使い勝手は悪くありません。
店内で使用されている海産物の多くは日本から輸入されたもので
今回は富山県産の生牡蠣まで味わうことができました。実は富山を訪れた際には牡蠣を食べる機会がなかったので、思わぬ場所での再会となりました。
ネギトロ丼もとても美味しく、どの海鮮も鮮度が高く、価格も十分に納得できる水準です。全体としてコストパフォーマンスは非常に高く、ぜひまた訪れたいと思える一軒でした。


















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